あれも素晴らしくて これも素敵だった

をたくのすなる担降りブログといふものを、をたくもしてみむとてするなり。

 

前に書いたはてブのこの記事【http://mayokicyu.hatenablog.com/entry/2017/07/06/102500】のプレビューがね、なんか、東京ドーム2daysぐらいの数になってたんですよね……ウケる〜!(ウケない)

でさあ、タイトルがトレンド入りしちゃったりしてさ……超ウケる〜〜!(ウケない)

 

でね、そのときにコメントやらリプライやらでほんとにたくさんの人にものすごーーーーーく優しくしてもらったんですよ。すごくすごく嬉しかったし、励みになりました。オタクの鑑とかまで言われちゃったりしてね、へへっ!

 

まあ、全然そんなことないんですけど。

という話を、今からします。

胸糞悪い内容だと思うので嫌な予感のする人は読まないことをおすすめしときますね。

 

冒頭でも申し上げたとおり、この12月にあった現場を最後に、担降りというものを人生で初めてしました。

(“担当”じゃないから「担降り」っていうのもおかしな感じがするんですけどまあ便宜上こう表現します)

 

8月にもね、富士急コニファーフォレストでライブがあったんです。そのときは、結婚報告を受けてまだ一週間?とかそんなんだったんで、もちろん気持ちの整理もついてないし、まだ好きだし、も〜〜〜〜ね、ノリと勢いでどうにかなるやろ!ヒューヒュー!夏の日差しが眩しいぜ!超たのし〜!野外サイコ〜!って感じでした(ナチュラルハイ)

まあ……同行の友達には「地獄みたいな顔してる……」とか言われてたんですけど……その節は誠にすまん……。

 

でね、それも終わって、やっぱりまだ全然好きだなファンでいたいなって思ったんですよ。心の底から。

 

なん、です、けどぉ……

 

彼の出演してる作品(というか私が彼を好きになったのはこの作品ありきなんですけど)のイベントに行く機会があって、それに行くことはそれこそ『ご報告』前にもう決まってたんですね。それにあたって、当日行く人どんだけいるかなとか、列形成どうなもんかなとか、いろいろ検索してたら、あの、ヘイトな感じの意見を見つけてしまって、震える指でさらに検索してみたら、

 

大火事やんけ……

 

ええ、嘘やろ、そんな感じじゃなかったやん当初、いやちがうか、私が知らんかった、見てなかった、見ようとしてなかったんか……って、びっくりしてしまった。

一旦泣いた。好きな男がめちゃくちゃに叩かれてる。嘘でしょ…。でも気になったからさらに詳細を調べてしまった。こういうの最悪のパターンっすね知ってる。

 

あは〜〜〜〜なるほどなるほど、そんなことがありましたか、なるほどなるほど〜〜〜〜バカか?

本当にこんな感じ。まず「バカじゃないの?」と思った。バカだ。私は彼の、頭の回転が早くて要領の良いところが好きだった(本来どうだか知らないけど、私はこう信じていた)。

でもこのときは「すっげえバカだな」と思った。言葉が悪くてごめんなさいね、でも正直それしかなかった。なにがあってどうだったとか詳細を書くつもりはないけど、バカだなあと思った。それに尽きる。

イベント参加中のことは、1/3ぐらいしか覚えていない。ずっと泣きそうなのを我慢してた。隣の人が指輪がどうのって言ってるのが聞こえてきた。イベント自体は楽しみにしてたのに、左手ばかり見てしまう自分が惨めで弱くて可哀想で大嫌いだった(花*花)。あと靴擦れがヤバすぎて死ぬかと思った(新しいヒール履いてたからめっちゃ痛かった)

それ以降も、なにかに出演すれば燃える、ブログを書けば燃える、彼から発信されるどんな些細な綻びもすべて火種になった。

可哀想、バカじゃないの、そんなに言わなくても、何やってんだよ、相反する感情が交互にやってきてつらかった。

だって好きなんだもん……モン……。

 

ってな感じでね(えっ)、もうやめようと思った。

上記のブログ記事も、一旦非公開にした。だってそのとき抱いていた気持ちとは変わらない部分もあるとはいえ、別のものになってしまっていたから。

しんどい思いを抱えて好きでいるのは彼にとっても失礼じゃないかと思った、というのは建前で、私がただただ耐えられなかった。どんどん投下される燃料とみるみるうちに燃え広がる炎を見るのが、見てしまうのがつらかった。まあその件で一旦替え歌作って友達に披露したけど。ウケたけど。ウケるな。(情緒を安定させろ)

 

まだファンでいたいと思った夏に予約したシングルもライブDVDも、キャンセルしてしまった。楽しかったライブの思い出を今の感情を抱えて観たくなかった。あんなに感動したMCももう聞けるわけがなかった。ごめんなさいと思いながら、キャンセルの電話をした。

 

で、12月。「この現場で最後にしよう」とは決めていたんですけど、「もしかしたらまだ戻れるかも」という期待も少しはあったりなかったりラジバンダリ(古い)がなかったわけでもないんですが、それも終えて、やっぱりもう戻ることはないなと思って、ゲロ吐くつもりで書いてます(汚いなあ)

 

最後の現場は楽しかったです。ガチ恋女らしく、髪型は好きだって言ってたポニーテールにして、肩の出たニットを着て頑張った(?)。その日あったこと話してたことを全部肯定できるかって言われたらそうじゃないけど、ちゃんと最後に、大好きだった歌ってる姿を生で見られて良かった。シングルをキャンセルしてしまったせいで知らない曲が過半数だったけど、最後に歌った(カップリングの三曲目に入ってるらしい)曲がすごく好みだった。

「辛いことも乗り越えて頑張っているんだよね」

「昨日はツイてなかった?大丈夫 大丈夫!」

なんて優しい声で歌うから、ぼろぼろ泣いてしまってキンブレが振れなくなった。

歌声も歌詞もやっぱりすごく好き。こんな素敵な曲、なんの曇りもなくまっすぐ好きだと言えるときに聞きたかった。

でももう無理だ。好きでいたいし好きだけど、好きでいることが苦しい。

そう思ったらよりいっそう泣けてきてしまい、びっくりするぐらい顔がビッショビショになり、同行の友達をオロオロさせてしまった。自作うちわ(ジャニヲタ伝家の宝刀)を持って三蔵(@最遊記)みたいな服を着た女が号泣しながら座り込む様はさぞかし恐ろしかったろうと思うので、周りにいらっしゃった方にWelcome to hellしてしまい申し訳ありませんでしたと伝えたかったが、余計にこわいのでやめておいた。

 ハイパー余談なんですが、この日に聴いた森…保祥…郎ダヨォン!さんの曲が破茶滅茶にエッチだったのでそれでだいぶ元気を取り戻しました。チョットマッテクゥダサイヨォ〜〜ン!と頭を抱えるぐらいエッチだった。

 

 

散々なことを書いたけど、彼は別に悪いことをしたわけじゃない。法になんて一切触れてなければ悪意をもって誰かを傷つけようなんて思ってやしない。たぶん。そんな人を裏切り者だなんて糾弾するつもりは毛頭ないし、そんな権利も資格も私にはない。悪いのは、勝手に好きになって勝手に傷ついて勝手に好きでいることを辞める私だ。いや悪くはないか。悪かないわごめん。私だって別に悪くない。誰も悪くない。

 

だから私は、楽しかったことだけをずっと覚えていようと思った。そのために私は「担降り」を選択した。言いたかったことはこれだけです。

最初から最後まで自己満足の恋はこれで終わりです。好きにならせてくれてありがとう、私なんて本当に本当に短い間だけのファンだったけど、世界が広がってとても楽しかったです。好きにならなかったら金沢に一人で行くことなんかなかっただろうし。金沢、マジでおいしいものしかなかったな……。

 

私は新しい彼氏と楽しく暮らすので大丈夫です。彼氏はアイドルなのであまり詳しくは言いませんが!キャピッ♡(いい加減にしろ)

 

おーわりっ。